【回顧】京王杯SC◎⑤トーセンデュークは10人気8着でした。
遅くなりましたが、土曜日に行われた京王杯SCの回顧もしておきます。
レース総括
重馬場で行われた今年の京王杯SC。完全に外差し馬場と化しており、直線の位置取りが勝敗を分けた感じです。勝ち馬⑩レッドファルクス@ミルコは重馬場の鬼というか、やっぱり道悪はうまいですね。平坦馬でこの「▼10▼5」の連続加速含む瞬発戦に対応した感じであるが、これだけ1400m以下(ダート含む)を経験して「瞬3平5消2」というラップギアだったので、逆に瞬発戦に寄っている面があったのかなと。
一応上位陣では、3着の⑨グランシルクが平坦馬ながらこの瞬発戦で差してこれていたのは収穫。持続力問われる差し競馬なら、もっと上位に来れると思います。
各馬メモ
4着:① ヒルノデイバロー⇒【ラップギア】【直線位置取り】
「まさかの逃げ戦法。だが、緩めすぎて直線は外から差し馬の餌食に。直線も最内は選択しなかったものの、伸びない位置取りで厳しかった。」
5着:⑧トウショウドラフタ⇒【ラップギア】
「外差し馬場で、設定的には悪くなかったが、さすがにここまで大きな加速が生じるレースの重賞では厳しかった。もう少し小さな加速の瞬発戦ならば....。」
6着:⑪トーキングドラム⇒【ラップギア】
「阪急杯の制覇時が、±0△3△2の消耗決着だった点を考えても、今回の▼11▼5の連続加速ではキレ負けた形。要は、瞬発力の差で負けただけ。」
8着:⑤トーセンデューク⇒【直線位置取り】
「この外差し馬場で最内に突っ込む意味不明な競馬。一瞬伸びる構えを見せるも、外に分があったわけでちょっと勿体なかったか。重賞でも十分やれそう。」
9着:④サトノアラジン⇒【直線位置取り】【枠】
「いやー、結構下手に乗りましたね。直線は伸びない内に突っ込み終了。素直に外回せばって感じだけど、この枠順も向かなかったかな。」
10着:②ロサギガンティア⇒【直線位置取り】【枠】
「さすがに直線あんなに内では...。枠が災い。」
11着:③キャンベルジュニア⇒【ラップギア】【枠】【直線位置取り】
「基本的には平坦馬で、この大きな加速の瞬発決着は不向き。直線も外に出せず、枠が良くなかった。もう少し立ち回りが問われるような平坦戦がベスト。今回は、ノーカウントOK。」
12着:⑦ブラヴィッシモ⇒【ラップギア】
「瞬発実績のないド平坦馬。さすがにこの瞬発決着では出番なし。平坦想定のレースなら、どこかで穴をあけそう。」