【展望】天皇賞春は内枠が有利なのか
ご無沙汰しております。忙しくてバタバタしてました。忙しいといっても、仕事ではなく家事に育児に余裕がない感じです。春G1シーズン真っ只中なので気合い入れて記事書いていきたいんですが、そうもいかないですね。ただ、天皇賞春についてちょっと気になることがあったので、少し書きました。
天皇賞春は内枠が有利なのか
これです。もうどこの新聞やらニュースを見ても、「天皇賞春は内枠が有利だ。外に入った時点で厳しい。」ということばかり言われています。もうこれがこのレースの常識であるかのようにです。まあ、まずは過去5年の結果を貼り付けておきます。
昨年は一桁馬番のワンツースリー。特に13番人気の➁カレンミロティックが2着に食い込んでいるのは内枠だったからというのは考えられます。
しかし、15年は⑭フェイムゲーム、14年は⑫ウインバリアシオン、13年は⑬レッドカドーがそれぞれ馬券内に入っています。(12年は特殊な展開となったため、省略。)昨年を除けば、二桁馬番の馬が1頭は馬券になっているという点も頭に入れておかなければいけないでしょう。二桁馬番の馬で馬券になったのは、先行して枠の不利を打ち消したというわけでもないのがポイントです。ただ、内枠が有利なのは間違っていなさそうです。それでも、内枠の馬だけで決着するわけではないということは強調しておきます。馬券的な狙い目は枠順だけで人気を落としているような馬となるわけですが、それは予想に取っておきます。
4コーナーから直線にかけて大外のポジションを取るような馬は不利
それではここで、過去4年間の天皇賞春の4コーナーから直線にかけての位置取りを見ておきます。
1枚目から順に16年~13年の画像です。これらを見ると、やはりある程度の位置にいるか、差し馬でも前とあまり離れていないことが好走条件になりそう。差し馬で最もベストな感じは、直線真ん中を割って来られるようなタイプじゃないでしょうか。
16年のタンタアレグリア(馬券にはなりませんでしたが)、15年のフェイムゲーム、14年のホッコーブレーヴといったタイプの馬が一番魅力ありそうですね。はっきりと言えるのは、後方大外ぶん回しが決まるようなレースではないです。
今回の記事をまとめると、
・内枠は有利だが内枠だけで決まるわけではない。
・直線大外ぶん回しの差し馬は明確に厳しい。
以上の2点ですかね。なんにせよ、外枠に入ったサトノダイヤモンドがどういったレースを魅せるのかというのは、非常に楽しみなポイントですね。